6月号、更新できなくてすまん。
実は死んでた。
1ヶ月間。
生き返った。
さっき。
前澤社長から急にDM来て呼ばれて行ったら俺が行く前に宇宙に行ってみてくれって言われてめっちゃ怖かったけどそれより前澤社長が怖すぎて行った。宇宙服は暑かった。ほんで秘密にロケット乗って勝手に行ったん。
そしたら死んだ。
大気圏突入して死んだ。
怖かった〜
でも生き返った。
前澤社長が私の破片を集めてくれたらしい。
だから生き返った。
エヴァンゲリオンでしんじくんが液体になって死んだと思ったらポンって戻るとこあるやん。
そんな風に生き返ったんや。
そしたらすごい力を手にした。
過去に行ける力!
そんな力手にしても使い道もなく、過ごしていた…
毎日ゴミみたいな生活をして、今日も寝ようとした。
そしたら
プーーーーーーン
なんの音!?
音は止まった。
プーーーーーーーーン
またや!!!
それは蚊やった。
🦟
私はこいつが許せやんかった。
だから蚊が生まれた時代にいって、蚊の先祖を殺そうと思った。
早速過去に行った。
蚊の先祖がおった。
「あなたは蚊の先祖ですか?」
私は蚊の先祖に聞いた。
「いいえ」
蚊の先祖はそう答えた。
私はムカついた。
みるからに蚊の先祖やったから。
蚊は、嘘つきなんや、と。
こいつは人間の血を吸って生きとるくせに嘘をつくんやと。
思った。
許せやんだ。
今すぐ殺したろうと思った。
殺したろうと思って蚊の先祖に飛びかかった。
そのとき、空が見えた。
きれいな空やった…
「きれいな空」
蚊の先祖の前で私は無意識にそう呟いた。
蚊の先祖は微笑んで飛び立った。
地上から見える蚊の先祖はまるで空をバックに踊ってるようやった。
「地球は蚊の先祖のものだったんだ」
私はそう呟いた。
無我夢中で蚊の先祖をみた。
空の色は時間とともに変わっていく。
それも全て蚊の先祖が操っているようやった。
私は蚊の先祖を殺すのを諦めて現代に帰った。
そしてまた寝床についた。
プーーーーーーーーーーーン
また聞こえる。
でも私はもう蚊の音は気にならなくなっていた。
プー、プププ、プーーーン、プー
「プププ、プーーーーーーーー、プンプン、ププ」
プーーーンプンプン、ププププ、プン
「プーーーーーーーーーーーン!プン、プープン!」
プーーーーーーーーーーーー(笑)プー
「プ!!!!プンプン、プーーーーーーーー!」
プンプン、プーーーーーーーープープ
パンっ!!
手の平には蚊が潰れていた。
「お前のことなんか軽く握りつぶせることを覚えておけ」
そう呟いた私の目には、あの日見た空の色が映っていた。